祖父江中学校のある先生から、こんなメールが届きました。

濱宮郷詞 様

こんにちは。ご無沙汰しております。
インフルエンザやかぜが流行していますが大丈夫でしょうか。
時が過ぎるのはとても早いもので講演会からもう一ヶ月が過ぎてしまいました。
生徒のお手紙は,時間がありましたら少しずつ読んでいただけたらと思います。
下記に抜粋したものを載せさせていただきました。

大人の感性とは,全く違った素直な感想です。
濱宮さんが,悲しかった事・辛かった事・優しさに触れた事など,
すべて話されたから子供たちも素直にいろんな事を感じ取ったと思います。

私自身、中三の息子がいるだけに,子供達の素直な感性にすごく感動しました。
中学生の年頃は,人間形成として一番大事に時期です。一つ間違えば悪くもなるし、
良い経験や話などを吸収すれば,どんどん良い方向に変わっていきます。
子供たちのお手紙は,「とても良い経験でした」という言葉ばかりでした。
講演を聞き,もう実行にうつした生徒もいたのには,嬉しいかぎりです。
その子は,これから誰に対しても優しい言葉かけができることでしょう。
また,中学生の多感な年頃は,命の事を考える時期です。今の時代,
自分に弱い子が多いからすぐ「自殺」を考えてしまう傾向にあると思います。
今回,何人かの子が考え直すいい機会だったようです。

全国の中学生にも,講演会の機会がもてることを望みます。
せっかく総合学習というカリキュラムが組まれる様になったのですから,
実現出来ないことではないと思います。
今回,お手紙をまとめさせてもらったのは,教育関係者の方々に参考になれば
と思ったからです。



テーマ「困難を乗り越え強く生きる」 講演会感想 祖父江中学校2年生
〜 総合学習テーマ(人とふれあい その人の人生から学びとる)〜
講演会と聞くと、とても堅苦しいものだと考えていましたが、とても楽しく聞くことができました。わかりやすい言葉でも、心に響くような話になるということを初めて知りました。
考えさせられる事、考えなくてはいけない事など、お話を聞いていろんな事を思う事ができました。これからの生き方にプラスになる事をたくさん得ることができました。
今の自分を見つめ直す良い機会になりました。
私の心の中に、私にとってとても大事な大きな物をくれました。一つ一つの言葉が、頭の中に残っていて、その言葉が私を支えてくれています。
障害者の方の接し方を知りました。これからは積極的に「何かお手伝いはありませんか」と声をかけれます。
先日、駅で車いすの女性に会いました。濱宮さんに教えてもらったように声をかけました。女性は、「ありがとう。でも、今はいいです。本当にありがとう。」って、言われました。何もしていないけど、なんだかとてもやさしい気持ちになれました。
濱宮さんみたいに、「本当はこうなんだよ。」と教えてくれる人がいなければ、たくさんのことを考え直すことはなかった。
障害者の方に対して恐怖感・偏見を持っていました。自分から近寄れなかったし、見て見ぬふりをしてました。講演を聞いて、間違った考えが全くなくなりました。今までの自分が情けなくて、恥ずかしいです。
この世の中や社会が、差別のない障害者の方にも優しい世界になることを信じています。だから、障害者の方達のためにもこれからも講演頑張ってください。
日々の生活と、障害者への支援とを考える良い機会になりました。
車いすのマークがついているトイレや駐車場には絶対に入らないようにします。
濱宮さんの講演を聞けば、どんな人々にも生きる希望を与えられ、この社会を生き延びる力を得られるでしょう。
濱宮さんの講演をたくさんの人が聞いて、一人でも命の大切さに気づき、強く優しい心を持つ人が増えてほしいです。
講演を聞いてから、自分の事をいろいろ考えました。学校での行動や私生活・・・。いろいろ反省することばかり。これからは、自分を変えようと思います。濱宮さんが、自分の話をしてくれたお陰で、すべて考えが変わりました。
親に頼らず、自分の事は自分でやる努力をしていき、しっかりとした大人になりたいと思います。
親の背中をあまり感じなかったというか見ていませんでした。でも、きっとがんばってるんだ!と思っています。苦しいときも悲しいときも、一応相談に乗ってくれる親を大切にします。
僕も、身体の不自由よりも心の不自由の方が、大変なことと思っていました。それは、僕がむかしいじめをしていたからです。だんだんエスカレートして、相手の心に傷をつけてしまいました。その傷は今でも消せるものではないと深く反省しています。濱宮さんの言葉にグッときました。この気持ちを忘れずに、一生役立てていきます。
自分も濱宮さんのように強く生きていこうと心に決めました。辛いことがあっても、絶対に死にたいと思わず、明るく前向きに生きます。
生きていることが素晴らしいことだと、こんなにも深く思えてすごく嬉しいです。
「死」という言葉の重みと、簡単に使ってはいけないということを改めて思いました。・「生まれた以上、生きる義務がある。」という言葉が心に残りました。
「自分の命は自分のもの。でも自分だけのものではない。」本当に心にしみました。命を大切にします。もう死のうなんて考えません。
「自殺はいけないよ。もっと前向きに生きなさい」と言われて、すごく勇気づけられました。
ささいな事で、「もう生きているのがいやだ」などと、思わないようにします。
「生きている」喜び・大切さ、「命」の重み、「人生」の楽しさを学ぶことができました。
人は助け合って生きている。家族・友達・先生など周りの人を大切にしなくてはいけないということを教えてもらいました。
車いすで生活しているおばあちゃんの世話を今まで嫌々やってました。でも、講演を聞き自分の考えが間違っている事に気づきました。これからは、おばあちゃんの気持ちになって、心から手助けしたいと思います。話を聞けて本当に本当によかったです。
祖父も車いすです。でも不安から車いすを押すことができませんでした。お話を聞いて、これからは自分から声をかけようと思いました。ありがとうございました。
こんなにも頑張っている人がいるのだから、私も負けてはいられない。つらくても頑張ろう。私の山を一歩一歩登って行こうという希望がわきました。
たくさんの事を学びました。これからゆっくりと一歩ずつ前へと進んで、人と比べるのではなく、自分らしく生きられる道を見つけ出し、昨日の自分より少しずつ成長することを目指していきます。濱宮さんに会えて良かった。ありがとうございます。
「人生」という詩。とても心にジ〜ンときました。何事も自分が納得するまであきらめず、最後まで頑張っていきます。この詩を心に響かせて。
この機会に小さな事から、いろんな人の役に立てるようになります。
お話を聞いてから、私の考えは変わりました。みんなに「無理!」と言われていても、将来の夢をあきらめたりせず、頑張っていきます!
弟は怪我をして足が曲がりません。弟が講演を聞いたなら、絶対に支えになるなと思いました。弟にも濱宮さんように強く生きてもらいたいと思います。
これからどんな困難にぶつかっても、自分に負けずに頑張ります。今日の講演を思い出し、また一歩一歩進みます。
強くて優しい大人になって、自信を持って子どもに背中を見せてあげたいです。
講演でのお話で心が洗われ憂いました。是非、日本全国の人に話してあげてください。
講演活動を続けて、僕がもらった感動を他のいろんな人にも与えてあげてください。
またいつか同じ話をもう一度聞いてみたいです。
次は、全校生徒の前でまた話してください。
濱宮さんのお話、全国の子ども達やお年寄りの方々へ、講演を行い続けてほしいです。
全国の人たちにパワーを与えてください。
「負けてたまるか」の本を買って読んでみます。
本当にすばらしい講演でした。また、いい思い出になりました。
人生の勉強になりました。「濱宮さん、悔いのない人生をさらに頑張ってください。あなたを尊敬しています。また、いつか来てください!」
残念ながら学校を休んでしまい、話を聞くことができませんでした。でも、ビデオゃプリントに載っている詩などを見ただけでも、僕の気持ちを動かしてくれました。これからの人生、自分に負けず、濱宮さんをいい手本として乗り越えていきます。僕だけではなく、みんなに勇気と希望を与えてくれたことに感謝します。